ガラパゴス諸島を実際に訪れたら「ガラパゴス化」こそが日本の生きる道だと確信した話。取り残されたから世界の唯一無二になった

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サンタクルス島から日帰りツアーで行く人が多いが、自然の中でのんびりしたい人は数日滞在しても飽きないだろう。

筆者はホステルのオーナーに「手軽な割には珍しい固有種と遭遇しやすい」と勧められた、無人島「ティントレーラス島」付近でシュノーケリングを楽しむツアーに参加した。

「溶岩でできたティントレーラス島はガラパゴスペンギンやイグアナが繁殖する場所」というガイドの説明を聞きながらふと足元を見ると、ウミイグアナがびっしりいる。ちょっとキモイ。

ティントレーラス島
溶岩でできたティントレーラス島。よく見るとウミイグアナがびっしり(写真:筆者撮影)

無人島をぐるっと一周すると、ペンギン科の中で唯一赤道付近に生息する絶滅危惧種のガラパゴスペンギンや、ペンキを塗ったような青い足のアオアシカツオドリとも出合えた。

ガラパゴスペンギン
ティントレーラス島に生息する絶滅危惧種のガラパゴスペンギン(写真:筆者撮影)
アオアシカツオドリ
ガラパゴス諸島固有種のアオアシカツオドリ(写真:筆者撮影)

イワシを食べすぎて色素が沈着してこうなったらしいが、アオアシカツオドリの真っ青な足は自然界のものとは信じがたい。

ウミガメもすぐ近くを泳いでいた。きれいな海がある旅行先で、ウミガメは主役であることが多いが、この地では脇役クラスだ。

「動物たちの世界」だと実感

いよいよシュノーケリング。ボートから飛び込むシュノーケリングは初めてで、ライフジャケットを信じ、意を決してダイブした。が、へっぴり腰加減が即座に露呈し、ガイドの女性が手をつないで先導してくれた。

視界の先には黒くて細長い魚の群れがいる。ネムリブカというおとなしいサメらしい。ホステルのオーナーが「サメと泳げる」と言っていたのはこれか。

ネムリブカが生息する海
ネムリブカが生息する海をシュノーケリングした(写真:筆者撮影)

海に出ると、好奇心旺盛なアシカが近づいてきて、一緒に泳いでいる人もいる。

こういったツアーに参加しなくても、イサベラ島の海で泳いでいたら、アシカが向こうから近づいてくる。

翌日1人で歩いていると、巨大なガラパゴスゾウガメに数度遭遇した。動物たちの世界に自分たちがお邪魔しているのだと実感する。

イザベラ島の教会内部
イサベラ島の教会内部。壁画には動物の姿が描かれている(写真:筆者撮影)
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