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「脱炭素経済の方向性は不変、企業は先を読んで行動を」。WWFジャパン・小西雅子氏インタビュー

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WWFジャパン 専門ディレクター 小西雅子氏
小西雅子(こにし・まさこ)/WWFジャパン 専門ディレクター(環境・エネルギー)。中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005年からWWFジャパン勤務。昭和女子大学大学院特命教授。環境省中央環境審議会委員。国連の気候変動に関するCOP会議に05年から参画。パリ協定の成立に尽力した(撮影:尾形文繁)

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脱炭素から安定供給の危機へ――。目まぐるしく変わる世界情勢。日本は困難を乗り越えられるか。本特集では、混迷を極めるエネルギー業界の最前線に迫った。

小西雅子氏は環境NGOの専門家として、環境・エネルギー問題で積極的な発言を続けている。日本企業の取るべき戦略について聞いた。

脱炭素化の機運は息づいている

──COP30の結果をどう捉えていますか。

脱化石燃料への移行のロードマップや防災・減災など「適応」分野への資金を3倍に増やす方針をめぐり、先進国と開発途上国の間での意見対立の溝は大きかった。

前者の脱化石燃料ロードマップはCOP30の正式決定文書に盛り込まれなかった。他方、議長主導で80カ国以上の賛同によりCOP外で議論する場が設定されることとなり、ヨーロッパや中南米、アフリカ諸国、島嶼(とうしょ)国に加え、韓国も賛同メンバーとして名を連ねた。

そこでの議論の結果が、2026年に開催されるCOP31で報告され、議題に上る可能性がある。脱炭素化の機運は息づいている。

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