小西雅子氏は環境NGOの専門家として、環境・エネルギー問題で積極的な発言を続けている。日本企業の取るべき戦略について聞いた。
脱炭素化の機運は息づいている
──COP30の結果をどう捉えていますか。
脱化石燃料への移行のロードマップや防災・減災など「適応」分野への資金を3倍に増やす方針をめぐり、先進国と開発途上国の間での意見対立の溝は大きかった。
前者の脱化石燃料ロードマップはCOP30の正式決定文書に盛り込まれなかった。他方、議長主導で80カ国以上の賛同によりCOP外で議論する場が設定されることとなり、ヨーロッパや中南米、アフリカ諸国、島嶼(とうしょ)国に加え、韓国も賛同メンバーとして名を連ねた。
そこでの議論の結果が、2026年に開催されるCOP31で報告され、議題に上る可能性がある。脱炭素化の機運は息づいている。



















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