「私、転職できる?」判別する"3大スキル"はこれだ 「職種」「業種」別に詳しく解説!あなたはOK?

✎ 1〜 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 最新
拡大
縮小

2つ目は、「マーケティング」「商品企画」「リサーチ」「法人営業」「個人向け営業」「カスタマーサクセス」「生産管理」「品質管理」「組み込みエンジニア」「ハードウェアエンジニア」「事業開発」など、いわゆるビジネスサイド職種の「スキル群②」です。

【スキル群②】「ビジネスモデル」や「顧客特性」(BtoB/BtoCなど)によって、「成果を出せる範囲」が変わってくるスキル
→「近隣業種での転職」が可能

この「スキル群②」は、大きく業種をまたぐことは難しいものの、「近隣業種への転職」であれば成果を発揮できるスキルといえます。

ビジネスモデルや顧客特性が異なる業種に転職して早期に成果を創出するのは難しいですが、「顧客層やビジネスモデル、商習慣が近い業種」への転職はおすすめだということです。

「業種を超えた転職が難しいスキル」の場合は?

そして3つ目が、他業種での応用が難しいため、業種を超えた転職は難しい傾向があるスキルです。

【スキル群③】規制業種もしくは閉鎖的な業界で発揮されるスキルのため、他業界での応用が限定的で、評価されにくいスキル
→「同一業種での転職」に限る

最後の「スキル群③」は、「教師」「医師」「医療関係者」「研究者」などのように、規制や独自ルールが多い業界で発揮されるスキルです。

他業種での応用が難しいため、「業種を超えた転職」は難しい傾向があります。

ただ逆にいえば、他業種人材が参入するには、早期の成果創出が難しく、参入障壁があるとも言えます。キャリアアップを目指す場合は、早期に同業界のスタートアップへの転職を検討するのも一案です。

教師なら、EdTech(教育テクノロジー)スタートアップへの転職は可能ですし、医師や医療関係者なら、医療スタートアップへの転職は可能だということです。

次ページ自分の「武器」を見極めよう
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT