大量に飲んで「寝落ち」はNG!
「毎日の晩酌が楽しみ」「寝る前のお酒は欠かせない」という人も多いと思います。
私もお酒は嫌いではなく、夕食のときは必ず飲みます。以前はウイスキーをよく飲んでいましたが、最近はレモンサワーやビールがお気に入りです。ビールは、旨味があっておいしい「国産の白ビール」が好みです。
お酒は適量であれば、血流をよくして血圧を下げ、動脈硬化を予防する作用があるとされます。
近年、お酒の健康へのメリットに否定的な研究もありますが、適量であれば血流をよくして血圧を下げ、動脈硬化の予防効果を発揮する可能性もあります。
いずれにせよ、問題は「飲みすぎ」です。
飲酒後は心拍数が増えますが、アルコールの血管拡張作用により血圧が下がります。
しかし、飲みすぎると、お酒を肝臓で代謝するときに発生する「アセトアルデヒド」が「交感神経」を緊張させて、心拍数とともに血圧を高め、心臓に「負荷」をかけます。
「寝る前に飲むのが習慣」「飲まないと寝つけない」という人も多いと思いますが、お酒を飲んで寝るのは「生理的な眠り」ではなく、いわゆる「寝落ち」。気を失っているのと同じで「正常な入眠」ではありません。
だから熟睡できなかったり、途中で目が覚めてしまったりするのです。
眠りの途中で目が覚めてしまうと、「交感神経」にスイッチが入ります。つまり、夜中にもう一度「交感神経」を緊張させて、心拍数を上げてしまうことになります。
では、どのような飲み方をすればよいのでしょうか。今回は、「心臓にやさしいお酒の飲み方」について解説します。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら