ひとつめは、「適量」を守って飲むことです。
【1】「適量」をきちんと守って飲む
アルコールは量が多すぎるとNGですが、リラックス効果から自律神経にもいい作用を及ぼし、適量であれば「交感神経の緊張」を和らげて、末梢血管を開いて血流をよくし、「心臓の健康」にプラスに働く可能性もあります。
事実、これを裏付ける調査研究もあります。
「適度な飲酒」は死亡リスクを下げる!?
厚生労働省が発表した「1日の平均アルコール消費量と死亡率の関係」のグラフには、「1日の平均アルコール消費量」を横軸に、死亡率の「相対リスク」を縦軸に、男女別の相関関係が示されています。
それによると、男女とも1日平均10グラム以上、20グラム未満(日本酒1合未満)の飲酒者は、お酒を飲まない人、より多く飲む人の中で最も死亡リスクが低くなっています(出所:厚生労働省「第19回アルコール健康障害対策関係者会議(資料6)アルコール健康障害に係る参考資料」)。
では、「適量」とは、どのぐらいの量でしょうか?
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