【血圧】仕事ストレスで上昇「隠れ高血圧」の危険 冬の寒い時期も要注意、正しい測り方も伝授

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健康診断では見つかりにくい、隠れ高血圧とは?(写真: Mai /PIXTA)
国内で約4300万人がかかっているといわれる高血圧。心筋梗塞や狭心症、脳梗塞といった命にかかわる病の原因になるだけでなく、最近では認知症の発症リスクを高める要因としても問題視されている。「自分はまだ若いから」といって安心してもいられない。とくに若い年代で多いのは、健康診断では見つかりにくい“隠れ高血圧”だという。なぜ隠れ高血圧が起こるのか。その原因や対策について、自治医科大学循環器内科学部門教授の苅尾七臣医師に聞いた。

高血圧は高齢者に多い病気と思われているが、実は30代男性の6人に1人、40代男性の4人に1人が高血圧と診断されている(平成30年国民健康・栄養調査報告)。

「健康診断などで、“ちょっと血圧が高め”と言われたことのある30代や40代が、突然、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞を起こして、救急車で搬送されるというケースは決してめずらしくありません」と苅尾医師。さらにやっかいなのは、この年代で多いのは「健康診断などでは見つけにくい隠れ高血圧。我々は“仮面高血圧”と呼んでいます」と言う。

30~50代の血圧問題に触れる前に、血圧や高血圧とは何か、なぜ高いと問題なのか、改めておさらいしておきたい。

血圧とは血液が血管壁を円周状にギュッと押す力のことをいう。その力が基準より強くなった状態が高血圧だ。

血液の量が増えれば圧は高くなるし、血管が細くなったり、弾力性が失われたりしても圧は高くなる。高齢になるほど血圧が高くなるのは、ゴムホースが経年劣化で硬くなるのと同じで、血管が加齢現象で硬くなることが原因の1つだ。

脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなる

圧が高くなればなるほど血管にかかる負荷が大きくなるため、循環器疾患のリスクが高まる。血管の内側にプラークができていれば、それが破れるリスクも出てくる。

脳の血管が破れれば脳出血となり、破れたプラークが血栓を形成して血管を詰まらせれば脳梗塞や心筋梗塞となる。

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