「副業がうまくいかない」と悩む人に伝えたい盲点 あなたは大丈夫!同僚の人事部へのタレコミ

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人間というのは、嫉妬深い生き物です(写真:Graphs/PIXTA)
最近は働き方改革の一環で、副業を認める会社も増えています。ただし、会社が認めているからと言って、一緒に働く職場の人たちが応援してくれるとは限りません。会社を辞めずに、さまざまな分野で、会社の仕事以外の本業を持って働く人たちに話を聞いてまとめた新著『自分が喜ぶように、働けばいい。:二つの本業のすすめ』を出版した楠木新氏は、「第二の本業を成功させるためには、同僚や上司との人間関係を良好にしておくことが大切だ」と言います。今回も、ベストセラー『定年後』の著者でもある楠木氏が、新著の中から一部を抜粋して、副業解禁時代に人生の後半戦を最高に楽しむためのヒントを解説します。

会社員は40代で心が揺れ始める

自分が喜ぶように、働けばいい。: 二つの本業のすすめ
『自分が喜ぶように、働けばいい。:二つの本業のすすめ』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

前回の記事「『辞めない』『我慢しない』副業解禁時代の正解!」では、意気消沈する施策がいくつも続く会社員人生の後半戦に、元気や活力を保ち続けるためには、「第二の本業」を持つことを勧めました。

会社員のみなさんに話を聞いていると、「だいたい40歳以降に心が揺れ始める人が多い」と感じます。

日本の伝統的な企業では、40歳ぐらいまでは年功序列で、同期はほとんど同時にポジションが上がっていきます。その間は多くの人は、会社の仕事をがんばっています。ただそれも40代前半まで。40代も後半になってくると、自身の先行きが見えてきて、ラインの仕事から外れたりして、「これからどうしていけばよいのか」と思い惑うようになります。

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