第二の本業について「吹聴しない、自慢げに話さない」ことも意識しておくといいでしょう。これは周囲の社員に対する1つのマナーです。第二の本業のことを聞いて面白くないと思う人もいるからです。
周囲に応援してくれる人を持つ
私は会社員時代、「あなたの好きなことは何?」「最近何かいいことあった?」「これからやりたいことは何ですか?」と周囲の人によく聞いていました。
「何のために会社へ行くのか?」と問われれば、人は「仕事をするため」「お金を稼ぐため」と回答するでしょう。しかし一緒に仕事をする相手のことを知らないままでは良い仕事はできません。
私は昔から会社で働く最も大きなメリットは友達づくりができることだと思ってきました。友人関係になると仕事の質を高めることにもつながります。効率や合理性だけを求めていては味気なくて誰かのために頑張る気にはなれません。
この点は、第二の本業を充実させるためにも大切なことです。一人だけで取り組むよりも応援してくれる人がいれば大変心強いものです。相性が合えば友人や支援者になってもらう。逆に自分からその人たちに何か協力や援助できることは進んでやってあげる。こういう関係が大切です。
余談になりますが、「私の好きなこと」「最近あったいいこと」「これからやりたいこと」を各自がネームプレートに書き込んで仕事をしてみたらどうでしょうか?
少し大きな名札になるかもしれませんが、上司や同僚だけではなく顧客にも友達ができるかもしれません。そうなれば、一緒に働く同僚も含めて、「第二の本業」に取り組みやすい職場環境になると思っています。
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