「お金を稼げない人」にある残念な考えの共通点 副業・独立時代の知っておきたい仕事のコツ
何でも屋は何の専門も持たない人と思われてしまう
稼げない人は、収入を優先するあまり、多くのことを手掛けようと頑張るうちに 「何でも屋」になっていることがあります。
「何でもできることも売りになるのでは?」と思うかもしれませんが、長い目で見ると、幅広い分野の知識、情報を身に付けるべく、一つひとつを深めていくのは大変です。だからと言って浅い知識では、人の心に響くコンテンツやサービスを提供できないため、相手の印象に残りません。結果的に、心からの満足が得られず、評価もよくなりません。
このように「何でも屋」と思われるのは、「何の専門分野も持たない人」と、マイナスに思われるリスクが大きいのです。
一方で、稼げる人は、仕事において“この分野といえばあの人”といわれるオンリーワンのポジションを確立しています。そのために仕事を断ることもあります。セルフイメージをしっかり作ることで、ポジションが明確になり、「この人に頼めば大丈夫。安心だ」と、さまざまなところからお声がかかりやすくなるからです。
例えば、女性だけをターゲットにしてセミナーをしている女性の講師がいます。女性の悩みや、課題の解決を目的とした彼女のセミナーには、男性は参加できません。
「ターゲットが女性だけだと顧客層が狭い分、損をするのでは?」と思うかもしれませんが、むしろこれがまた1つの売りになるのです。実際、彼女はそのジャンルで“女性の悩みに強い女性講師”というセルフイメージをつくることに成功しています。
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