「話すネタが豊富=雑談上手」は勘違い
「雑談のうまい下手は、自分がいかに饒舌に話すか、面白い話ができるかにかかっている」そう勘違いしている人が本当に多いのですが、実は、「自信を持って話せるネタが豊富=雑談上手」というわけではありません。
Bさん 興味を持って、一生懸命、話を聞いてくれる人
みなさんなら、どちらの人に惹かれますか? もちろん、Bですよね。
「自分が面白い話をして、相手を楽しませなくちゃ」「自分の良さをもっと相手に知ってもらうためには、自己PRをもっとしなくては」と、ついつい話すこと優先になってしまう。しかし、気づくとAさんのパターンに陥ってしまっている人は少なくありません。
そもそも「雑談の目的」は何でしょうか。
「自分のしたい話をして、気分を晴らす」が目的の人は、それでもいいかもしれませんが、多くの場合は、「お互いが気持ちよく話をし、いい関係性を作ること」が目的のはず。
そうであれば、したい話をペラペラとして、自分だけがいい気分になること以上に、相手をいい気分にさせて、「また会いたい」「一緒に働きたい」「一緒にいたい」と思わせることが大切です。
そのためには、一方通行にならないように、「相手の話」を上手に引き出し、気持ちよく「話してもらうこと」にもっと意識を向けなければなりません。
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