一流のリーダーほど、「自分の話をしよう」とするより、謙虚に「相手の話を聞こう」というスタンスを貫きます。そして強い「質問力」で、相手に気持ちよく話させ、それを聞き、学び取り、いい関係性を保とうとするのです。
雑談の「冒頭5分以内」に質問が出ていますか?
「雑談や会話で、冒頭5分以内に、相手から質問が出るかどうか」。これが、私が一流の経営者かどうかを見極めるひとつのポイントです。
英語の会話は、たいていは「How are you?」「How are things?」「What’s up?」など質問から始まりますね。
まずは、「自分が何かを話そう」と意気込む前に、「いかがですか?」「元気ですか?」「最近どうですか?」のように、質問から始めるほうが、雑談はよほどスムーズに進んでいきます。
質問をして、話を聞いてあげる
↓
相手は自分が認められている。興味を持たれていると思い、いい気分になる
↓
話が弾む
↓
好感度が上がる
↓
相手は自分が認められている。興味を持たれていると思い、いい気分になる
↓
話が弾む
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好感度が上がる
このサイクルを回せば、相手に嫌われる心配などまったくありません。上手に「質問」をして、「相手に話をしてもらい」ながら、時々「自分の話」を織り交ぜるというのが、雑談の理想形なのです。
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