実家で老老介護、海外からできることは?

介護は有限でも、悔いは一生です

実家から遠く離れたアメリカ住まい。どうすればいいのでしょうか?(写真:naka/Imasia)
若手マザーの中には、子育ての仕方がわからず、周りの助言にも恵まれないケースも多い。そこで、『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』の著者であるムーギー・キム氏の母親で、子供を国際弁護士、国際金融マン、海外著名大学教員、公認会計士に育て上げた 著者が、読者の皆様からの子育て相談に回答する。
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前回は「親子愛は『無償』、夫婦愛は『ギブ&テイク』

前々回は「夫の実家で過ごす年末年始、もうイヤです!

【読者からの相談】

 “老々介護の親”を、遠く離れた地で暮らす娘の私は、思うように助けることができません。ミセスパンプキンが私の立場なら、これから進む道をどのように決めますか。是非お聞かせください。
 夫(日本人)は研究者で、恵まれた環境を求めて私たち家族は米国に移住し10年目です。夫は5年かけてやっと今のポジションを得、仕事の内容にも環境にも非常に満足しながら働いています。私は幼い2児を育てる専業主婦です。
 実は72歳の日本に住む実父が1年前に脳梗塞で倒れました。命は取りとめたものの、右手がわずかに動く以外は声も出せず、意識障害で寝たきりです。
 介護保険と障害者保険をフル活用して介護士さんに頼りながら、75歳の母が家で父のことを看ています。食事の注入や夜中も1時間おきに痰の吸引をしながら母が頑張っていますが、なかなかそれも大変で、母も身体に負担を感じながら介護を続けています。
 日本で6カ月介護を手伝い、今は毎日母とスカイプで状況を確認しながら、介護士さんの援助の時間をもっと増やしてもらえるように行政にも頼んでいますが、なかなか状況は変わりません。
 母も年々年老いてきますし、父も手厚い介護にも関わらず廃用性症候群をおこし意思疎通もままならず、ただ生きているだけの生活になりました。
 私が日本にいれば、もっと両親の手伝いが出来るのにと、歯がゆい思いです。夫は米国で今の職に就くまでの5年間、同じく研究者であった私の父にサポートしてもらっていたこともあり、父を敬愛しています。米国長期滞在者が許可されているビザを使って、悔いのないように父を看てやったら良いと言ってくれています。
 夫と生きていくと決めて米国の地に渡りましたが、両親のことも大切で、もちろんこれから米国で生きていくことになる子供のこともあり、決断を下せないでいます。どうしたら良いのか迷い、答えを出せないでいます。
春山(仮名)
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10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

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