資格取得はメンタルヘルスに役立ちます--連載「社労士合格体験記」の翠洋氏インタビュー
「あなたにも出来る! 社労士合格体験記」が4月13日にスタートして約半年が過ぎた。そこで、筆者の翠洋さんに近況や失業期間中の心構え、将来の展望などについてインタビューした。 社会保険労務士を目指している方には必読の内容だ。
--最近は先生をしていらっしゃるそうですね。
今年の6月から、国が緊急雇用対策の一環として行っている基金訓練の講師をしています。
これまでは雇用保険に入っていないと、こうした職業訓練を受けることができませんでした。しかし、それでは就職できなかった新卒の高校生や大学生が訓練を受けることができません。そこで、今年から制度が変更されました。
基金訓練の「人事労務基礎科」(社労士関連)、「基礎演習科」(大卒、高卒未就職者向け一般常識)、「OA法務事務科」(ビジネス実務法務関連)の講師をしています。
--クラスの様子はどうなっていますか?
1クラスに約30人の生徒がいます。年齢は18歳から50代後半で前職もバラバラです。月曜日から金曜日まで50分1コマの授業が1日6コマ、朝10:00から夕方4:30まで続きます。
授業の合間に10分の休憩があり、昼休みは50分ありますが、生徒が質問に来るので、1日中ずっと仕事をしている感じです。立ちっ放しなので、1日が終わるとフラフラになります。
1クラスは3カ月単位なので、生徒達たちとの出会いと別れを繰り返しています。
期間は長くありませんが、生徒さんはとても真剣なので、関係は親密なものとなります。一生懸命に教えれば、熱意は伝わり、大きな反応があります。