資格取得はメンタルヘルスに役立ちます--連載「社労士合格体験記」の翠洋氏インタビュー

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感情をうまくコントロールしないと潰れてしまいます。私は3カ月がんばったら、その後で自分を解き放つことにしていました。

--それで「合格体験記」にもあるように、海外へ出かけたのですか?しかし、経済的に無理はなかったのですか?

海外には行きましたが、コストを抑えたバックパック旅行です。宿泊するのも日本円で1泊1000円もしないような場所です。1部屋に2段ベッドが30以上も置いてあって、そこにさまざま国から来た男女が泊まるようなホテルに宿泊しました。

私はこういう場所が苦にならないというか、むしろそんな環境の中で多くの人たちと交流するのが好きなのです。もちろん、国内の普段の生活においても贅沢せずに節約していたのは、言うまでもありません。

また、音楽が好きなので、海外に行かなくても、国内で友人と楽器演奏することもありました。特にお金をかけなくても楽しめることはあるのです。

--現在、社労士以外にもたくさん資格をお持ちですが、資格を取って良かったことは何ですか?

資格を持っていることでメンタルヘルスを保つことができます。

40歳を過ぎて失業した場合、再就職は難しい。しかし、資格を持っていると何とかなりそうな気がしてきます。資格が1つだと「自分は大丈夫かな?」という不安がありますが、2つ、3つと増えていくにつれて、「どれか1つが自分を支えてくれるかもしれない」と思えるようになります。

資格があるからすぐに仕事が見つかるわけではないのですが、メンタルヘルスにはとてもいいのです。もちろん、履歴書に書けるので、就職に有利になるのは言うまでもありません。

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