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金正恩体制はどう変わる? 北朝鮮でいよいよ朝鮮労働党大会が開催へ、内政、外交、対韓国政策…見どころをウォッチャーが解説

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2021年の朝鮮労働党大会第8回大会での金正恩総書記。2月に開催される第9回大会で何が決められるのか(写真:EPA=時事)

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北朝鮮では第9回の朝鮮労働党大会が、2026年2月下旬に開かれることが決まった。5年に1度開催される大会では、どんなことが決まりそうなのか。北朝鮮の実情に精通する、元公安調査庁調査第二部長などを務めた坂井隆氏に、朝日新聞記者の箱田哲也氏が聞いた。

金正恩体制で3度目となる党大会

箱田:注目されていた党大会がやっと開かれる見通しになりました。北朝鮮にとって、どんな意味がある政治イベントですか。

坂井:朝鮮労働党規約で党大会は「最高指導機関」であり、「5年に1回」開催することが規定されています。

箱田:要は最も権威ある重要会議というわけですね。

坂井:金正恩(キム・ジョンウン)体制になってから今回で3回目の党大会を迎えることになります。党大会は1980年10月開催の第6回大会以来、ずっと開かれていなかったのですが、金正恩氏は2016年5月、36年ぶりに第7回大会を開きました。

箱田:80年といえば、先々代の金日成(キム・イルソン)主席がまだ生きていた時代。つまり先代の金正日(キム・ジョンイル)体制では一度も開かれなかった。そんな重要な大会をなぜ開かなかったのですか。

坂井:そこは、開かなかったのか、あるいは開けなったのかも含め議論の尽きないところですが、私は、そういった会議を抜きに統治するのが金正日氏独特のスタイルだったと考えています。

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