有料会員限定

与野党の「責任ある財政」がウソである理由/政治は「見える負担」を「見えない負担」にシフトさせているだけだ

✎ 1〜 ✎ 12 ✎ 13 ✎ 14 ✎ 15
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
重圧に耐えるイメージイラスト
(写真:sh240/PIXTA)

特集「高市「歴史的圧勝」で何が起きるか」の他の記事を読む

2月8日の衆議院選挙において与野党とも消費税の減税、その検討を公約に掲げた。

自民党・日本維新の会は選挙後に食料品について消費税率2年間ゼロに向けた「検討を加速させる」とする一方、中道改革連合は同じ食料品への消費税率ゼロを恒久的な措置とした。また、国民民主党は賃金上昇がインフレ率プラス2%で安定するまで消費税を一律5%へ、れいわ新選組と日本共産党は消費税そのものを廃止することを公約としていた。

減税分だけ価格が下がる保証はない

8人の経済学者が輪番でお届けする『週刊東洋経済』の看板コラム。【水曜日更新】

こうした消費減税の動きに対して経済学者は批判的だ。日本経済研究センター・日本経済新聞が実施したエコノミクスパネルによれば、食料品の消費税ゼロには約9割が否定的な見解を示した。減収額が年間5兆円に上ることによる国の財政悪化懸念や減税の対象とならない外食産業への悪影響などが理由として挙げられている。

次ページ食料品の価格は需給バランスで決まる
関連記事
トピックボードAD