破綻で身軽になったJALは、高収益を維持
JALの平成27年3月期 第1四半期決算(2014年4〜6月)を見ていきます。国際線の需要増に押し上げられたものの、燃料価格の上昇によって費用が膨らんだ結果、増収減益となりました。また、この期は国際線の収入が国内線を超えました。
損益計算書(12ページ参照)によると、売上高にあたる営業収入は前年同期比4.4%増の3070億円。売上原価にあたる事業費は、同5.8%増の2455億円。売上総利益はほぼ横ばいの615億円となりました。
ただ、販売費及び一般管理費(販管費)が前年同期より7.6%膨らんでしまったため、営業利益は15.6%減の186億円でした。減益にはなりましたが、これだけの利益を出しているわけですから、まずまずの業績と言えます。


















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