昨今の時代情勢から生活が急速に変わった人も多いでしょう。そのなかで注目されたのが料理です。
料理は生活に必要な行為でもありますが、一方で「趣味は料理」という言葉があるように楽しさもあります。人をもてなすことに喜びを感じたり、旬の味に癒やしを求めたりするなど、料理は実用だけではなく、文化的なもの。料理が得意になると生活は確実に豊かになります。
かんたん、時短のレシピはインターネットを検索すればいくらでも見つけられるので、ここでは「ちょっと手をかけた」料理をご紹介していきます。今日のメニューは「町中華風チャーシューチャーハン」です。
「しっとり」でバクバク食べられるのが理想
町中華は最近、定着した新しい言葉。ちょっとレトロ感がある昔ながらの中華料理のイメージで、みんなが大好きな味の料理。なかでもチャーハンは「ハマる人はハマる」奥深いメニュー。
チャーハンではよく「パラパラ」という指針が出てきて、それを達成するためのさまざまな裏技も存在します。もちろん、中国料理の専門店でコースの最後に食べるチャーハンはあっさりとして、空気のように軽く、パラパラしたものがおいしいでしょう。
しかし、町中華風のチャーハンはパラパラというよりも「しっとり」して、味もしっかり──かといってしょっぱいわけではなく、バクバク食べられるのが理想です。
そのためにまずチャーシューから作りはじめます。チャーシュー? チャーハンじゃないの、と思うかもしれませんが、チャーハンのために「チャーシューの煮汁」が必要だからです。遠回りかもしれませんが、チャーシューで飲むビールもおいしいので許してください。
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