新型コロナウイルス感染が再拡大する中、開催をめぐって期待と不安が渦巻く東京オリンピック。東京では4回目の緊急事態宣言も発出されて、東京都と埼玉、千葉、神奈川3県の全会場における無観客開催が決定しました。これ以上の感染拡大が起きないことを祈りつつ、出場するアスリートの方々には、ぜひ活躍してほしいですね。
せっかくの自国開催で、時差もなく放映されますので、皆さんもテレビで競技を観戦する機会もあるかと思います。今回はオリンピック競技に関する英単語を紹介しますので、ぜひ開会までに覚えて、観戦中に英語のアナウンスなど聞きながら、思い出してみてください。2カ国語放送などで英語解説での視聴ができる方は、ぜひ英語での観戦にチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
東京2020オリンピック競技大会の競技・種別・種目
東京オリンピックで実施されるのは33競技、50種別、339種目。まずは、この3つのカテゴリーについて押さえておきましょう。
「競技」というのはスポーツの種類を指します。「カヌー」や「水泳」「体操」のような分類がこれにあたり、英語ではsportと言います。「種別」というのが「競技」の下位カテゴリーで、競技内の分野のようなものを指し、英語ではdiscipline/ˈdɪsɪplɪn ディスプリン/と言います。「カヌー」であれば「スラローム」「スプリント」の2種別があります。
さらにその下位カテゴリーが「種目」となり、これは英語ではeventと言います。「種目」ごとに、金・銀・銅のメダルが存在します。例えば、「スラローム」には「男子カヤック」「女子カヤック」「男子カナディアンシングル」「女子カナディアンシングル」の4種目があります。この「競技」「種別」「種目」の違いを覚えておくと観戦の際にも参考になりそうですね。
競技 sport
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水泳、体操、カヌー、バレーボール など |
種別 discipline
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飛込、競泳、新体操、スラローム、 |
種目 event
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男子3m飛板飛込、女子カヤック、 |
ただ、日本語では「種別」のことを「種目」と呼んでいたり、「種別」のことを「競技」と呼んでいたりすることもありますので、単語だけに惑わされずに、どのレベルのカテゴリーのことを指しているのかを意識するといいかもしれませんね。
339の金メダルのうち、日本代表選手はいくつ勝ち取ることができるでしょう。楽しみです。
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