オリンピック競技を「英語で楽しむ」超テクニック 競技・種別・種目の違いを知っていますか?

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それでは、具体的に33競技の名前を、日本語と英語の両方を照らし合わせながら見ていきましょう。英語名が意外なものもありますので、よく見てみてください。

水泳
Aquatics

アーチェリー
Archery

陸上競技
Athletics

バドミントン
Badminton

野球・ソフトボール
Baseball/Softball

バスケットボール
Basketball

ボクシング
Boxing

カヌー
Canoe

自転車
Cycling

馬術
Equestrian

フェンシング
Fencing

サッカー
Football

ゴルフ
Golf

体操
Gymnastics

ハンドボール
Handball

ホッケー
Hockey

柔道
Judo

空手
Karate

近代五種
Modern Pentathlon

ボート
Rowing

ラグビー
Rugby

セーリング
Sailing

射撃
Shooting

スケートボード
Skateboarding

スポーツクライミング
Sport Climbing

サーフィン
Surfing

卓球
Table Tennis

テコンドー
Taekwondo

テニス
Tennis

トライアスロン
Triathlon

バレーボール
Volleyball

ウエイトリフティング
Weightlifting

レスリング
Wrestling

「水泳」は英語ではaquatics/əˈkwætɪks アクウェティックス/(水上スポーツ)という単語を使っています。swimming(水泳)という単語が思いつくと思いますが、こちらは種別の「競泳」のほうで使用されています。「陸上」もathletics/æθˈletɪks エスレティックス/(戸外運動競技)という単語が使われていますので、覚えておきましょう。track and fieldを思いついた方も多いと思いますが、オリンピックではathleticsのほうが使われています。

「馬術」のequestrian/ɪˈkwestriən イクウェストゥリアン/という単語は知らない方も多いかもしれませんね。この単語は、ラテン語のequus(ウマ)が語源となっています。英語では同じ語源から派生したequine/ˈikwaɪn イクワイン/(ウマ科の、ウマ)という単語もありますので、一緒に覚えてしまいましょう。

「体操」はgymnastics/dʒɪmˈnæstɪks ジムニャスティックス/と言います。gymnasium/dʒɪmˈneɪziəm ジムネイズィアム/(体育館、ジム)という単語と一緒に覚えるといいですね。「ボート」はrowingと言います。rowという動詞は「船をこぐ」という意味です。筋トレでdumbbell row(ダンベル・ロウ)というのがあったり、スポーツジムにrowing machine(ロウイング・マシン)というのがあったりしますが、これらのrowはすべてこの単語です。

「テコンドー」はスペルが難しいので注意してください。taekwondoと書き、発音は「タイ・クワン・ドウ/taɪˈkwɑndoʊ」です。「空手」はそのままローマ字表記と同じでkarateと書きますが、英語での発音は「クラーティ/kəˈrɑti」というのが一般的です。

数を表す接頭辞がついた競技

「近代五種」のpentathlon/penˈtæθlɑn ペンタャスラーン/(五種競技)と「トライアスロン」のtriathlon/ˌtraɪˈæθlɑn トゥライエスラーン/(三種競技)という単語は一緒に覚えましょう。

-athlonの語源はギリシャ語で「スポーツのコンテスト」という意味。それに倍数接頭辞がついて、それぞれtri-は3、pent-は5を表し、「三種」「五種」となります。これらの接頭辞はギリシャ語の数字が基になっているんです。オリンピック競技には入っていませんが、dec-(10)のついたdecathlon/dɪkæθlɑn ディキャスラーン/「十種競技」も一緒に覚えてしまいましょう。

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