→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。
長時間働くことは評価につながるのか
職場においてどんな行動や実績が評価の対象となりうるかをまずはキチンと認識しましょう。
頂戴した相談を拝見するに、長時間働くことや多くの質問をすることが評価につながるはずだ、という前提がA.Tさんにはあるようです。
しかしながら、そういった行動、例えば誰よりも物理的に長時間働くことがはたして評価の対象となりうるかははなはだ疑問です。
おそらく多くの職場において時間をかけるという行為が重要なのではなく、短時間であっても具体的な実績を上げるほうが評価されうる行動だと思われます。要は時間当たりの効率が高いか否かが大事なのであり、職場にいるという物理的な時間が大切なのではない、ということです。
また、多くの質問をすると書かれていますが、その質問は本質をついた質問であり、また職場における議論を深めるきっかけとなりうるような建設的な質問でしょうか?
「評価されない」という人の多くは、「何をもって評価されるのか?」という根本を理解していないケースが非常に多いのです。そして、自分なりの尺度で、自分なりの価値観でもって頑張っていることが評価されない、として不満を持つのです。
しかしながら、評価されるためには、何をすれば評価につながるのかということに対する共通認識を評価する側とされる側の双方が持つことが重要です。
非常に多くのケースで、「仕事ができる」と言われている人は、何が求められているのかを理解しており、そのうえでそれに見合った方向に向けて努力をし、結果を出すものです。だからこそ仕事の効率もあがるし、評価もされるのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら