あなたにも出来る! 社労士合格体験記(第4回)--喜んで恥をさらして、スイングもした

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あなたにも出来る! 社労士合格体験記(第4回)--喜んで恥をさらして、スイングもした

語学の試験も終わり、失業最初の年も押し迫った2003年12月5日、NHK「生活ほっとモーニング」に出演しました。テーマは「泥棒に入られたウチ」。

泥棒に入られたウチ

その2年前の春、花見のほろ酔い気分で帰宅すると、書棚の引き出しが抜かれ、物が床に散乱しています。

ふだんからやりっ放し、出しっ放しの妻の仕業かと確認しましたが、「私じゃないよ~」の答え。よく見たら、窓ガラスの鍵のところが、三角形にきれいに割られている典型的な手口でした。すぐに110番。警察が到着するまでの間、防御用に剪定バサミを持って、家の中をうろうろしていました。

番組では、こんな自分たちの体験を大いに披露したのです。そして、こんなわれわれの向う見ずな行動が、専門家や芸能人からは、非常に危険だと指摘されました。泥棒がまだ家の中に潜んでいて、襲いかかってくるかもしれないからです。

スイングし続ける人生

放送の翌日には、私が大学時代に所属していた「ジャズ・ビッグバンド・サークル」のコンサートがあり、OBバンドの一員として演奏しました。大学から始めたアルトサックスですが、卒業後もずっと週末は練習を続けていました。

30代半ばで、ニューヨーク勤務を命じられたときも、大きな荷物はサックスだけだったほど。週末、セントラルパークで練習していたとき、小さな女の子が駆け寄ってきて、25セント硬貨を置いてくれた感動は忘れられません。

ほかにも、写真を一緒にと寄ってくる観光客、うちの教会で演奏しないかと誘ってきた、カッコいい黒人女性など、サックスは面白い出会いを奏でてくれました。

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