足腰が痛む「新・国民病」簡単にラクにするコツ

「ずぼらストレッチ」で寝ながら腰痛を治す

実は、脊柱管狭窄症には本物とニセ物があります。脊柱管が狭くなり神経を圧迫して歩行が困難になったり、痛みやシビレが発症したりするのが「本物」の脊椎管狭窄症です。

そこで私は、脊柱管狭窄症が原因の痛みやシビレを「本物」、それが原因ではない症状を「ニセ物」と提唱しています。

私の整体院に見える方で、圧倒的に多いのは、「ニセ物」の脊柱管狭窄症です。しかも、若い人ほど「ニセ物」の割合が高いのです。

病院での脊柱管狭窄症の診断はMRI(磁気共鳴画像法)やレントゲンを撮り、画像から慎重に判断しています。確かに、画像では脊柱管が狭くなっているのがわかるので、診断は「脊柱管狭窄症」とつきます。

しかし、MRIで脊柱管が狭くなっているのが推測できても、それが痛みやシビレの原因になっているのかまでは不明です。

あなたの腰椎はねじれている

では、ニセ物の腰痛や足のシビレの原因は何かというと……それはズバリ、腰椎のねじれです。

背骨は「頸椎」(首)、「胸椎」(胸)、「腰椎」(腰)からできていて、腰の部分の骨が腰椎です。

腰椎がねじれているといっても、ギュッと雑巾を絞ったみたいになっているわけではありません。

ねじれというのは、腰椎のうしろの部分が10度の傾きにも満たないほどわずかに、左右どちらかにねじれているという状態です。これはレントゲンを撮っても映りません。しかし、私が触診で背骨を両手の中指ではさんで上から下になぞると、腰椎のあたりで背骨が右か左にねじれているのがわかります。

そして、脊柱管狭窄症に限らず、多くの人の腰椎はねじれています(私の場合、腰椎は右にねじれています)。この腰椎が右にねじれていると、左側の腰や足に痛みやシビレの症状が出やすくなり、腰椎が左にねじれていると、右側に症状が出やすくなります。

(画像:『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』より)
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