足腰が痛む「新・国民病」簡単にラクにするコツ 「ずぼらストレッチ」で寝ながら腰痛を治す

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次に、腰椎の右ねじれ、左ねじれを診断する方法を紹介します。

あお向けに体全体の向きがまっすぐになるように寝て、両ひざをくっつけて立てます。そのまま、ひざを右と左に倒し、どちらに倒したほうが腰や足に痛みが出るかを調べます。

ひざを右に倒して左側に痛みが出るなら右ねじれ、左に倒して右側に痛みが出るなら左ねじれです。倒したひざと同じ側の腰椎にねじれがあると覚えてみてください。

あるいは、日常的に痛みを感じる側が決まっていれば、例えば左側の腰や足に痛みが出るなら右ねじれ、右側に痛みが出るなら左ねじれと判断してもらってもけっこうです。

なお、ひざ倒し診断の例外パターンとして、ひざを倒した側の腰が痛いとか、背中が硬くて倒しにくいというときも、日常的に痛みを感じる側で判断してください。

もしも、腰の真ん中に痛みを感じる場合は、ひざを左右に倒して、より痛みの強いほうを選択します。倒しきったときではなくて、どちら側に倒すと痛いかを注意してみましょう。

(画像:『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』より)

ただし、少しひざを動かすだけで痛くて、ひざを倒す動きができないという方は無理をしないでください。ひざを倒せない方に向けた検査もご紹介します。

右利きだと腰椎は右ねじれになりやすい?

正座をしてどちらのひざが前に出るかを見るのです。正座がつらいという方はいすに深く腰掛けて、ひざの長さを調べてみてください。

左ひざのほうが前に出ている方は右ねじれ、右ひざが出ていたら左ねじれです。

(画像:『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』より)

私の実感では、腰椎にねじれのある人のうち7割くらいは右ねじれです。それは右利きの人の多さと関係しているようです。なぜなら、右利きの人は右腕を使うときに上半身を左にひねる関係で、腰椎が右ねじれになりやすい傾向にあるのです。

(画像:『タイプ別診断で寝ながら治す脊柱管狭窄症』より)
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