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インターステラ、大熊ダイヤモンドデバイス、マルゴト…「J-Startup HOKKAIDO」選定57社のポテンシャル

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北海道でも多くのスタートアップ企業が事業展開を行っている (写真:Yukou/PIXTA)
生成AIの登場に加えて、金融引き締めによる資金調達の難しさ、人材獲得競争の激化……スタートアップをめぐる環境は大きく変化しています。連載「すごいベンチャー」では、そうしたスタートアップの最新情報を定期的に発信します。
今回は、経済産業省の北海道経済産業局が選定した「J-Startup HOKKAIDO」の一覧とその特徴を解説します。

スタートアップ企業の育成支援プログラム

「J-Startup」という経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムがある。270社が選定されているが、さらに各地域の経済産業局が選定する地域版が存在する。

生成AIの登場に加えて、金融引き締めによる資金調達の難しさ、人材獲得競争の激化……スタートアップをめぐる環境は大きく変化している。週刊東洋経済の恒例特集「すごいベンチャー」を連載化。連載の一覧はこちら

北海道地域経済産業局がメインで支援している「J-Startup HOKKAIDO」に選定されているスタートアップは2025年4月末時点で57社。北海道は自然豊かな大地が広がっている点と、冬は大雪が降る寒冷な気候という地理的特性を有するエリアのため、選定されたスタートアップの業種を見てみると、アグリ・フード関連が多くみられる。

例えばジビエに特化したプラットフォームを運営しているFant。熊や鹿などの獣を狩猟する狩猟ハンターとジビエを消費する卸しや飲食店などの消費者層の間のマッチング機能を提供している。

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