スタートアップ企業の育成支援事業「J-Startup KANSAI」に選ばれた、関西圏のベンチャー75社の全リストを紹介、特徴と傾向を探る

「J-Startup」とは、経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムだ。実績あるベンチャーキャピタリストや大企業の新事業担当者といった外部有識者の推薦に基づき、潜在力のある企業を選定し、政府機関と民間の「J-Startup Supporters」が集中支援を行う。
地域ごとにも潜在力あるスタートアップを選定
「四季報オンライン」に掲載した記事で、4次選定までの240社を紹介しているが、このプログラムには地域版が存在する。全国版のJ-Startupプログラムと並行して、経済産業省の地域経済局が、それぞれの地域の選定企業を支援するプログラムだ。
J-Startup地域版プログラムは、北海道、東北、新潟、中部(愛知および静岡県浜松市)、関西、西日本(中国・四国地方)、九州、沖縄の8ブロックで構成される。東洋経済オンラインでは、各地域でどのようなスタートアップ企業が選定されているのか各地域を順番に取り上げ、各エリアのエコシステムと気になったスタートアップを見ていきたい。
今回は経済産業省の近畿経済産業局管轄の「J-Startup KANSAI」に選定された5期75社について傾向や状況などを調べてみた。
「J-Startup KANSAI」に選定されている75社のうち、「J-Startup」本体にも選定されている会社は、Space Power Technologies、アロマジョイン、エネコートテクノロジーズ、サグリ、ミライロ、メトロウェザー、リージョナルフィッシュ、ルクサナバイオテク、京都フュージョニアリング、坂ノ途中の10社。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら