ひざの痛みに悩む人が意外と知らない根本原因 湿布やサプリが「効く」「効かない」の差

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年齢やシチュエーションによってではなく、実はおおもとの原因は同じです(写真:spukkato / PIXTA)
肩や腰の痛みを手軽にケアできる商品に、湿布やサプリメントがあります。ドラッグストアに行けば選ぶのに迷うほど豊富な種類が並んでいますが、それらを使っても、効いているのか効いていないのかよくわからない……というのが本当のところではないでしょうか。
『やってはいけないセルフケア 肩こりは肩をもんでも治りません』の著者である財前知典氏が、湿布やサプリメントとコリや痛みの関係について、理学療法士の立場から解説します。

湿布薬が効くコリと効かないコリがある

結論から言いましょう。

コリや痛みには、湿布薬が効く場合と効かない場合があります。

その理由は湿布薬に含まれる成分、「抗炎症剤」に関係しています。抗炎症剤とは文字通り炎症を抑える薬です。つまり、湿布薬は炎症を起こしている場合に限って効果があるのです。


たとえば、肩の不調についてみてみましょう。

肩こりは肩の筋肉が緊張しているために起こります。炎症を起こしているわけではないので、湿布薬を貼っても改善されません。

一方、五十肩の痛みは肩や腕の筋肉の炎症によって起こります。そのため、湿布薬を患部に貼って皮膚から抗炎症剤を浸透させれば、それなりに痛みを軽減させる効果が期待できます。

ぎっくり腰も腰の関節の炎症によるものですから、湿布薬を貼れば痛みの改善が期待できます。

次ページ「湿布薬が効く痛み」を見極めるコツとは?
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