「『自分の頭で考える』って、どういうことなんだろう?」「頭が良い人とバカな自分は、いったいどこが違うんだろう?」
偏差値35から東大を目指して必死に勉強しているのに、まったく成績が上がらず2浪してしまった西岡壱誠氏。彼はずっとそう思い悩み、東大に受かった友人たちに「恥を忍んで」勉強法や思考法を聞いて回ったといいます。
「東大生は『生まれつきの頭の良さ』以前に、『頭の使い方』が根本的に違いました。その『頭の使い方』を真似した結果、成績は急上昇し、僕も東大に合格することができたのです」
頭の良い人は、頭をどう使っているのか? 「自分の頭で考える」とは、どういうことなのか? 「頭の良い人」になるためには、どうすればいいのか?
そんな疑問に答える新刊『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』が発売1カ月で10万部のベストセラーとなった西岡氏に、「英語が苦手」と思っている人の「盲点」を解説してもらいました。
偏差値26.9だった僕が「大逆転」できた理由
僕は高校3年生のとき、模試の英語で3点を取ったことがあります。そのときの偏差値は「26.9」でした。英語が本当に苦手で、まったくしゃべれないし、読んでもわからないし、眠くなるしと、散々だった記憶があります。
しかし受験において、英語は絶対に無視できない科目です。英語の点数がそのまま合否に直結すると言われるほど、英語は重大な科目なのです。
だからこそ僕は、3点の状況からさまざまな努力をして英語の点数を上げ、なんとか東大に合格することができました。
さて、僕ほどではないにしても、英語に苦手意識を抱えている人は多いのではないでしょうか? 英語がしゃべれない、英語の長文が読めない、TOEICやTOEFLでいい点を取りたいのに成績が伸びない……英語が悩みの種になっている人って、割と多いと思います。
では、もともと苦手だった英語ができるようになった、僕や他の東大生たちは、どんなふうにこの悩みを解消していたのか?
これ、実はすごく単純な、誰でもできるやり方があるのです。今日はそれを紹介させてください。
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