「『自分の頭で考える』って、どういうことなんだろう?」「頭が良い人とバカな自分は、いったいどこが違うんだろう?」
偏差値35から東大を目指して必死に勉強しているのに、まったく成績が上がらず2浪してしまった西岡壱誠氏。彼はずっとそう思い悩み、東大に受かった友人たちに「恥を忍んで」勉強法や思考法を聞いて回ったといいます。
「東大生は『生まれつきの頭の良さ』以前に、『頭の使い方』が根本的に違いました。その『頭の使い方』を真似した結果、成績は急上昇し、僕も東大に合格することができたのです」
頭の良い人は、頭をどう使っているのか? 「自分の頭で考える」とは、どういうことなのか? 「頭の良い人」になるためには、どうすればいいのか?
そんな疑問に答える新刊『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』が発売18日で7万部のベストセラーとなった西岡氏に、「頭の良い人とそうでない人を分ける習慣」を解説してもらいました。
「そりゃ頭も良くなるよ!」という習慣がある
「頭がいい人と、そうでない人。その違いは、どんなところから生まれるのか?」「頭が悪い側の僕が、少しでも頭が良い側に回るためには、どうすればいいのか?」
僕はずっと、そんなことを考えながら生きてきた人間です。「東大に合格する人間の頭の中ってどうなっているんだろうか?」「少しでも真似できる要素はないだろうか?」と。
多くの人はここで、「そんなの、生まれつきで決まっているものなんじゃないの?」と考えると思うのですが、実は意外とそうでもない部分があると僕は考えています。
というのは、僕は東大生や社会で成功しているビジネスパーソンと話す中で、「ああ、普段からそんなことしてるんだ!? そりゃ頭も良くなるわ!」という「頭がいい人に共通する習慣」を発見した経験があるからです。
今日はそんな「頭が良い人がやっている、頭が良くなる習慣」についてお話ししたいと思います。
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