東大生の常識「そりゃ頭良くなるよ」という習慣

「目的の解像度」を高めれば日常から差がつく

質問って、相手がその質問をした「目的」がしっかりわかっているほうが、答えやすいんですよね。逆に目的がわかっていないと、見当違いな答えをしてしまうこともあります。目的を考える習慣があれば、こういうことは起こらないわけです。

東大生は、こういう「目的を考えるスキル」を常に磨いています。

会議も読書も…さまざまなことに活かせる

この考え方は、質問以外でも同じです。東大生は「自分はどうして先生からこんなことを言われているんだろう?」「相手はなんの目的があってこういう話をしてくれているんだろう?」と考えて行動しています。

また、東大生は会議の前に「この会議のゴールってなんだっけ?」と聞いてきます。どういう目的がある時間をこれから過ごそうとしているのかを理解して、そのうえで「それならこの話をしよう」「ならこの会議に関係ないからこの話はしないほうがいいな」と、自分の行動をその目的に沿って変化させているのです。

時間・質問・会話……さまざまな場面で、常に目的を考えて行動することで、自分の行動がどんどん論理的・合理的になっていくのです。

ただ本を読むのではなく「この本からこういうことが得られたらいいな」と考えて読むことで、読書の効率が上がる。ただ数学を勉強するのではなく「今日はこの公式をテストで使えるレベルにまでマスターしよう」と考えて勉強することで結果につながる――。

こうやって生きているから、「頭が良い人」になれるのです。

東大生がやっている「目的を明確にする」ためのコツ

「でも、これができる人って、もともと頭が良い人だけなんじゃない?」と考える人もいるかもしれないのですが、そうではありません。「目的を持つ」能力は、誰でも簡単に高めることができます

日常生活を送る際に、具体的な目標を意識するだけのことです。「こういうことができるといいな」という目標を設定し、その目標を意識して生活することで、目的意識を持って行動できるようになれると思います。

そのために、東大生がよくやっている工夫が2つあります。1つは「目標の中に数字を入れる」こと、もう1つは「目標を3個つくる」ことです。順を追って見ていきましょう。

目的の解像度を高める工夫1:目標の中に数字を入れる

1つ目は「数字」です。

仕事や勉強をする際に「今日はこの仕事をしよう」「この勉強をやろう」と考えている人は多いと思うのですが、その目標には数字が入っているでしょうか? 

東大生は数字で物事を考えます。テストでも目標点数を決めて勉強していますし、普段の生活でも「今日は数学の問題集を【30ページ】終わらせよう」「1日【100回】腹筋をやろう」と、数字で目標を決めて実践しています。数字を意識して行動することで、より行動が効率的になっていくのです。

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