東大生が「本を深く読めて、かつ忘れない」ワケ 「3パターンの質問」で読書は10倍効率化する
読書の最大の落とし穴は「わかった気になる」こと
「本を読んだときはわかった気になるんだけど、後でそれを生かすことができない!」
そんなふうにお悩みの方は多いと思います。本を読んだり、記事を読んだり、人の話を聞いたり……そのときは、なんとなく理解できた気になるんだけど、でも後になって思い返してみると忘れている経験、皆さんもあるのではないでしょうか?
僕はずっとそうでした。本を読んでもぜんぜん頭に入ってこないし、学校で授業を受けてもまったく成績が上がらない。そんな経験をずっと繰り返してきました。
翻って、多くの東大生は、本からも授業からもいろんなことを吸収し、それを自分の糧にできる人だと感じます。その姿は、まさに「1を聞いて10を知る」。本や授業の内容を発展させて、自分なりに応用し、いろんな場面で活用しているのです。
いったいなぜ、このような違いが発生するのか? 僕は多くの東大生を観察した結果、その答えは「質問」という行為にあると考えるようになりました。今日は、1を聞いて10を知ることができるようになるための「質問」テクニックについてお話ししたいと思います。
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