
「働かないおじさん」が大淘汰される……その理由を解説します(写真:metamorworks/PIXTA)
わずか半年ほどで世界を震撼させ、経済活動や社会活動をいっきに停滞させ、世界中の人々の生活をどん底に陥れようとしている「コロナ・ショック」。
しかし、「コロナ・ショック」は日本にとって、必ずしもマイナスばかりではない。むしろ、経済的な側面よりも、日本人の価値観や働き方を大きく変え、日本という国が真に豊かで、幸せな国になるための好機と捉えている──。
『現場力を鍛える』『見える化』など数多くの著作があり、経営コンサルタントとして100社を超える経営に関与してきた遠藤功氏は、「この『コロナ・ショック』は、ビジネス社会における『プロの時代』の幕開けになる」という。
「コロナ・ショック」を見据え6月に集中執筆した『コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方』を緊急出版した遠藤氏が、「コロナで『働かないおじさん』を筆頭に『会社で不要な人』がどんどん大淘汰されていく理由」について解説する。
会社の中は「不要不急」だらけだったという現実
コロナの影響で、多くの企業は操業停止を余儀なくされ、立ち止まらざるをえない状況に追い込まれた。動いていたものがひとたび止まると、いろいろなことが丸見えとなる。動いているときには見えなかった「不都合な真実」がいっきに顕在化した。ひとことでいうと、会社というところが、いかに「不要不急」なもので汚染されていたのかが明らかになった。
行く必要のない「不要な通勤」、結論の出ない「不要な会議」、ただ飲み食いするだけの「不要な出張」、意味や価値のない「不要な業務」、だらだらとオフィスにいつづけるだけの「不要な残業」……。
そして、たんに会議や出張、業務だけにとどまらず、いざ会社が本格的に再始動したときに、「『本当に必要な人』は誰なのか」「『本当に役に立つ人』は誰なのか」も明白になった。
裏返すと、「不要な人」「役に立たない人」、つまり「『いらない人』は誰なのか」が白日の下にさらされてしまったともいえる。
「コロナ・ショック」は、たんなる大不況のみならず、「『働かないおじさん』を筆頭に『会社で不要な人』が大淘汰されていく時代」の幕開けにもなる。
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