就活「インターンから早期選考」常態化の実態

8割以上の学生が「参加は有利」と感じている

就職活動においてインターンシップへの参加は今や「採用への近道」として学生に認識されている(写真:kou/PIXTA)

多くの学生が8月からのサマーインターンシップに参加し、実質的な就活スタートになっていることについてはすでに書いた(2019年1月17日配信記事「もはやインターンシップは『就活の主戦場』だ」)。なぜ9割近い学生がインターンシップに参加しているのだろうか。そのメリットについて検証してみたい。

データは、2020年卒業予定の大学生・大学院生を対象に、「楽天みん就」と2019年3月に実施した共同調査。インターンシップ関連の回答を抽出した。

この5年で変化した役割

2010年代の前半にインターンシップはそれほど目立つイベントではなかった。増え始めたのは2016年卒から。その間にインターンシップの中身は変わってきた。

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採用を意識し、優秀な学生との出会いに期待してインターンシップを実施する企業もあったが、その一方でインターンシップを学生への就業経験の提供に限定し、「インターンシップと選考は別」と明言する企業も多かった。実際、インターンシップ参加学生にフォローを一切せず、プレエントリー受付開始の案内すらしない企業もかなりあった。

しかし、2020年卒のデータを見ると、インターンシップが変質したことがわかる。就活の正規ルートは3月1日からのプレエントリー受付開始、会社説明会解禁により一斉に始まるが、インターンシップは前年の6月ごろから始まり、参加すると有利になるケースが増えている。参加学生が増えるのは当然のことだろう。

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