就活「インターンから早期選考」常態化の実態 8割以上の学生が「参加は有利」と感じている

✎ 1〜 ✎ 546 ✎ 547 ✎ 548 ✎ 最新
拡大
縮小
就職活動においてインターンシップへの参加は今や「採用への近道」として学生に認識されている(写真:kou/PIXTA)

多くの学生が8月からのサマーインターンシップに参加し、実質的な就活スタートになっていることについてはすでに書いた(2019年1月17日配信記事「もはやインターンシップは『就活の主戦場』だ」)。なぜ9割近い学生がインターンシップに参加しているのだろうか。そのメリットについて検証してみたい。

データは、2020年卒業予定の大学生・大学院生を対象に、「楽天みん就」と2019年3月に実施した共同調査。インターンシップ関連の回答を抽出した。

この5年で変化した役割

2010年代の前半にインターンシップはそれほど目立つイベントではなかった。増え始めたのは2016年卒から。その間にインターンシップの中身は変わってきた。

『就職四季報』特設サイトはこちら

採用を意識し、優秀な学生との出会いに期待してインターンシップを実施する企業もあったが、その一方でインターンシップを学生への就業経験の提供に限定し、「インターンシップと選考は別」と明言する企業も多かった。実際、インターンシップ参加学生にフォローを一切せず、プレエントリー受付開始の案内すらしない企業もかなりあった。

しかし、2020年卒のデータを見ると、インターンシップが変質したことがわかる。就活の正規ルートは3月1日からのプレエントリー受付開始、会社説明会解禁により一斉に始まるが、インターンシップは前年の6月ごろから始まり、参加すると有利になるケースが増えている。参加学生が増えるのは当然のことだろう。

次ページ8割以上の学生が「有利」と回答
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT