「死んでいる会社の現場」、よくある6大危機NG

「目標がない」「変なプライド」御社は大丈夫?

「死んでいる現場」の3つ目の症状は、「自分たちの常識に凝り固まっている」ことである。

”過去の常識”を否定せずに、”新たな常識”は生まれない

【3】「過去の常識」に凝り固まっている

「死んでいる現場」は、外を見ようとしないのだから、「過去からの自分たちの常識がいかに今の世の中とずれているか」に気づくこともない。いつまでたっても「これまでの常識が正しい、これまでの常識でこれからもやっていける」と勝手に思い込んでいる。

「現場」は日常的なオペレーションに従事しているから、これまでの「常識」を否定しにくいのは事実である。「過去の常識」どおりにやったほうが無難で、リスクもなく、楽である。

でも、それでは「現場」は進化しない。今の「生きている現場」に求められているのは、「過去の常識」を否定し、「新たな常識」を生み出すことである。

過去の成功体験がもたらす「過去の常識」ほど、会社の進化を妨げるものはない。「過去の常識」をむやみに信じることは、思考停止を意味している。思い込みほど怖いものはない。

【4】惰性に流されている

多くの会社の「生きている現場」ではオペレーションの品質を高めるために、さまざまな活動が行われている。5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)活動、改善活動、QC(品質管理)活動など、効率化や業務品質を高めるための活動が長年にわたって実施されている。

こうした活動は一見地味だが、「現場」の基礎体力を磨くとても重要なものである。スポーツ選手にたとえれば、筋トレである。筋トレをおろそかにして、一流になったスポーツ選手はいない。

しかし、「死んでいる現場」ではこうした活動が形骸化し、やらされ感ばかりが蔓延している。何のためにやっているのか、なぜこうした活動が必要なのかを理解もせず、「上からやれと言われているからやっている」といった惰性に流されている。これを放置したままでは、「現場」の士気は上がらず、成果が上がるはずもない。

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