就活用語「赤べこ」の意味を知っていますか? 「神に近づく」「握手会」…新トレンド基礎知識

✎ 1〜 ✎ 462 ✎ 463 ✎ 464 ✎ 最新
拡大
縮小
就活用語に「赤べこ」という言葉が登場。その意味は? (写真:S&Y / PIXTA)

「インスタ映え」「忖度(そんたく)」と言えば、昨年のユーキャン新語・流行語大賞で年間大賞を受賞した言葉だ。今では老若男女を問わず、日常的に使われるほど、当たり前の言葉になっている。もちろん、流行語の中にはあっという間に使い古されてしまう言葉も少なくないが、その年の単なる流行(はやり)だけでなく、時代の雰囲気やトレンドがなんとなくイメージできて面白い。

「就職四季報」特設サイトはこちら

それと同じように就職活動においても、学生の間で使われる流行の言葉がある。「ガクチカ」、「ES(エントリーシート)」といった毎年使われる定番ワードから、「NNT」「終活」などの新語まで、バリエーションは多い。

マイナビが今年の7月に行った就活生向けのモニター調査の中で、「あなたの周りで流行った就活用語」を聞いている。それを元に作成したのが「あなたの周りで流行った『就活用語』ランキング」だ。上位に入った就活用語や、新しく登場した言葉から、背景にある就活生の心理や社会環境を読み解いてみたい。

「ガクチカ」がついにトップに

1位の「ガクチカ」(学生時代に力を入れて取り組んだこと)や、4位の「ES」(エントリーシート)は、就活用語としては、もはや定番中の定番。しかし、ガクチカが年を追うごとに順位を上げ、今年は去年の4位からついにトップに躍り出た。ガクチカは、自己PRや志望動機に並ぶ、“就活における3大テーマ”の1つ。応募書類や面接で必ず聞かれる質問だ。

次ページ「オワハラ」を迫る企業は減ったか
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT