「超売り手市場」をフイにする3つの就活行動

先輩の「楽勝発言」を鵜呑みにしてはいけない

超売り手市場でも採用が長引く人が少なくありません。その理由とは? (写真:【IWJ】Image Works Japan / PIXTA)

近年の就職活動の特徴として、すっかり定着した感のある「短期決戦」というキーワード。今年もその傾向にますます拍車がかかり、現時点の内定率は昨年以上に高い結果となっている。就活生にとっては、まさに追い風が吹いている状況だが、来年もこの状況は続くのか、そして、今の就活に“落とし穴”はないのか? 今年の就活の実態を踏まえながら考えていきたい。

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2019年3月に卒業予定の大学4年生、大学院2年生を対象にした「2019年卒マイナビ大学生内定率調査」によると、6月末時点の内々定率は76.3%と、前月比で16.0ポイント増加、前年比でも3.0ポイント上回っている。

文理男女別で最も高かったのは、理系男子の82.7%だが、文系女子の内々定率も71.7%となっており、文理男女の全ての区分で7割を超えた。また、1人あたり平均の内々定保有社数については昨年比プラス0.1社の2.2社となっている。

内々定は平均2.2社、でも活動継続は26%超

就活生にとっては昨年同様、あるいは昨年以上の好環境が続いているように見えるが、果たしてどれだけの就活生が納得のいく内定(内々定)をもらえているのか? この大学生内定率調査で、「内定は保有しているが活動を継続する」と答えた学生は、内定者の26.2%に達する。内定を保有しながら継続する層が一定の割合で存在することがわかる。文理男女で分けてみると、文系(男子27.6%、女子36.5%)、理系(男子15.7%、女子21.3%)という数字で、女子のほうが比較的高い。

この「内定を保有しながら活動を継続する人」に、「内定を得ていない人」を足し合わせると、6月末時点で活動を継続するとしている学生は、全体の43.7%という結果となる。

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