人と人が出会う場にはドラマが生まれる。企業と学生の出会いでも、いろんなことが起きる。たとえば、連休明けの学生は緊張感が薄れ、必要書類を忘れる学生がかなり多いそうだ。そういう事例を聞くと、「まだ子どもだからな」と思う。しかし、学生の話を聞くと、企業の採用担当者の中にも社会人として、いや人間として評価できない人がいるようだ。
そんな“ダメ人事”を学生のコメントから、パターン別に紹介していきたい。コメントは2018年3月、楽天「みん就(みんなの就職活動日記)」と共同で2019年卒業予定の大学生・大学院生を対象に行った、アンケート調査結果(回答802人)から引用している。設問は「企業の社員、人事に言ってほしくなかった言葉(実際に聞いたもの)があれば、教えてください」である。
就活生が答える「人事に言ってほしくなかった言葉」
1.ライバル会社の批判をする
批判や悪口を口にする人がいる。たいていの場合は嫌われる。その内容が正しいかどうかは別として、人は否定的な言葉を聞きたくないからだ。芸能人やタレントは「先輩には本当に世話になった」と感謝し、肯定的に話す人が多いが、そういう言葉が視聴者に受け入れられるからだろう。
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