たった80時間で、TOEICが平均110点アップ 【第2回】明治大学の学生も「4倍速英語」を実感!

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カラン・メソッドという英語をご存じだろうか。一言でいえば、半世紀ほど前にイギリスで開発された英語教授法で、短期間で英会話ができるようになる手法だ。
 前回の第1回では「一般の英会話スクールよりも4倍の英語を話す」といった手法を紹介したところ、大きな反響があった。今回の第2回のコラムでは、カラン・メソッドの手法をもう少し深く掘り下げていこう。

ロンドンの中心、オックスフォード・ストリートに、ヨーロッパ有数の大型英語学校、カラン・スクール・オブ・イングリッシュ(Callan School of English)がある。カラン・メソッドの創始者、ロビン・カラン氏が設立した学校だ。

ここでは多い日で2000人もの人たちが、レッスンを受けている。日本人の姿もあるが、学生ビザの対象校ではないため、日本の留学業者がこの学校を積極的に紹介することもなく、カラン・スクールもカラン・メソッドも、日本ではほとんど知られてこなかった。

カラン・メソッドとは、英会話ではない

状況が大きく変わったのは、ついここ数年だ。ロンドンのカラン・スクールでの体験談を、ブログで熱く語る人たちがまず出てきた。SNSが盛んになると、英語を学ぶ人たちの情報交換の範囲もどんどん広がっていった。そして2、3年くらい前からだろうか、オンライン英会話スクールが一斉に大躍進を始める。その中で、カラン・メソッドに着目するスクールも出てきた。現在、カランのレッスンを提供する英会話スクールは、私が調べただけでも15校。うち13校までがオンラインスクールだ。

「カラン・メソッド」で検索をかけると、そうしたスクールの案内がずらずらと出てくるが、それ以上にカラン・メソッドとはいったいどういうものなのか、詳しい情報を求める声の何と多いことだろう。

「それで結局、カランをやるとどのくらい早く、どのくらい上手に英語が話せるようになるの?」――みんなが知りたいのは、詰まるところ、そこだろう。だが実は、「カラン=英会話」ではない。

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