余計なことを考えてはいけない。見たまま、聞いたままを英語で丸ごと飲み込み、最初は講師の言葉の復唱でもよいから、英語で答える練習を繰り返そう。すると必ず脳も口も慣れてくる。ペンが目に入った時点で、あなたの脳は、there’s か、there areかをオートマティックに、そして正しく判断し、あなたは何のストレスも迷いもなく、状況に応じてthere’s とthere areを使い分けて話せるようになっていく。
猛スピード英語を聞き4倍話し、反復練習で実力アップ
カラン・メソッドとはどういうものなのか。整理してみると、次の5つの特徴が見えてきた。
① 早口英語が耳を鍛え、気持ちの余裕を生む
カランの講師は、毎分およそ220語から240語のスピードで英語を話し、生徒に質問を浴びせかけていく。ネイティブ・スピーカーが日常話している英語が、毎分およそ150~180語というから、カランの講師は相当の早口だ。生徒に母語で考えさせないために、講師は意図的に速く話している。カランのスピードに慣れてしまうと、英語のニュース(1分間におよそ200語)も怖くない。TOEICのリスニングテスト(同じく180~190語)に臨んでも、気持ちに余裕が持てるだろう。
② フルセンテンスで英語のリズムも身に付ける
質問文の構成や使われている単語を使って、必ずフルセンテンスで答える。一生懸命集中して質問を聞くのでリスニング力がつく。いくつもの長いセンテンスを口にするので、英語のリズムや抑揚が身に付きやすい。
③ 一般的な英語学校の4倍量の英語を話す
講師は早口なだけでなく質問のテンポも速い。マンツーマンのレッスンともなると、生徒もどんどん答えなくてはならず、結果的に一般的な英語学校の4倍は、英語を話すことになるという。
④ コントラクションを使いこなして自然な英語に
I will がI’ll、There is がThere’s になるなど、コントラクション(短縮形)は実際の会話の中でたくさん使われている。カランでは、初めからコントラクションを使って話すことを学ぶ。これをマスターしておくと、リスニングにも役立つ。
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