話題の「フィリピン英語」でペラペラになる! 【第1回】世界中で採用される、驚異の4倍速英会話学習法

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カラン・メソッドという英語をご存じだろうか。一言でいえば、半世紀ほど前にイギリスで開発された英語教授法で、短期間で英会話ができるようになる手法だ。
 肝は、英語に対する「反射力」を鍛えること。マンツーマンで先生からミサイルのように繰り出される英語を聞いて即答、その繰り返し。一般の英会話スクールよりもおよそ4倍の英語を話すことによって、自然に上達する方法だ。このカラン・メソッドが、フィリピン人の現地英語講師を主体としたオンライン英会話とともに、ついに日本でも普及しつつある。明治大学の学生などに、大きな実績を挙げている坂本美枝教授が、カラン・メソッドの魅力について語る。

英語学習の新しいトレンドとして、オンライン英会話が人気だ。Skype(スカイプ)をインストールしたパソコンひとつあれば、いつでもどこでもマンツーマンのレッスンが受けられる。この手軽さは、時間に追われる大人の英語学習者にとって大きな魅力に違いない。月々3000円台くらいから*とレッスン代が手頃なことも、受講や継続がしやすい要因となっている。

(*)レッスン料は、スクール、レッスン時間の長さ、受講時間数などによって幅がある。目安として、1カ月当たり3000円から8000円くらいを中心に、2万円前後まで。月謝、ポイント購入、回数券、会員制など、料金システムもさまざまだ。

こうしたオンライン英会話を支えているのが、フィリピン人の先生たちだ。フィリピンでは、英語はフィリピン語と並ぶ公用語。高等教育を受けたフィリピン人の英語は流暢で、国際的な評価も高い。同じように英語を話すインドやシンガポールの人たちと比べ、癖が少なくて聞きやすいと私も思う。

「フレンドリーで朗らかな先生が多いので楽しい」

「レッスンに対して熱心で、教え方も丁寧」

「アジア人同士なので、威圧感なくリラックスして話せる」

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