フィリピン人に英語を習う時代がやってきた

【第3回】実はハイレベルなフィリピン英語

過去2回の連載で、カラン・メソッドという、短期間で英語ができるようになる学習法を紹介してきた。この英語学習法がオンライン英会話によって、日本にいよいよ定着しつつあることを解説したところ、大きな反響があった。第3回は、フィリピン人英語講師の実力について。カラン・メソッドをオンライン英会話で教えてもらう際、実際の相手を務めてくれるのは、フィリピン人講師が多いからだ。

オンライン英会話スクールのウェブサイトを覗いてみると、講師たちのプロフィールが、写真入りでズラリと掲載されているのをよく見かける。そのうちかなりの割合が、フィリピン人だ。

(第1回)話題の「フィリピン英語」でペラペラになる!

(第2回)たった80時間で、TOEICが平均110点アップ 

オンライン英会話スクールの講師はフィリピン人が主流

カラン・メソッドのコースをもつスクールも例外ではない。フィリピンのマンパワーなくしては、もはや「オンライン英会話」は成り立たないと言っても過言ではないほど、フィリピン人講師は不可欠な存在となっているのだ。

いっぽう、オンラインで英語を学ぼうか、どうしようかと迷っている人たちからは、フィリピン人の英語講師に、戸惑う声も聞こえてくる。

「フィリピン人が英語を話すなんて知らなかった」
 「フィリピン人の英語は訛りが強いのでは?」
 「教えるための知識や技術など、講師としての実力はどうなの?」
 「やはりネイティブ・スピーカーに習ったほうが、力がつくのでは?」

戸惑うのも当然だ。これほど多くの日本人が、アメリカ人でもなく、イギリス人やカナダ人やオーストラリア人でもなく、私たちと同じアジア人であるフィリピン人から英語を習う時代が来ようとは、私自身、10年前、いや7、8年前ですら夢にも思わなかったのだ。

次ページフィリピン人が選ばれる合理的なワケ
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 近代日本を創造したリアリスト 大久保利通の正体
トレンドライブラリーAD
人気の動画
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
日本製鉄は「巨人トヨタ」でも1ミリも譲らない
日本製鉄は「巨人トヨタ」でも1ミリも譲らない
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
「安売り日本」はもう限界、ニッポン再生計画
「安売り日本」はもう限界、ニッポン再生計画
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
勝ち組シニアと負け組シニア<br>定年格差

「45歳定年」発言に対し一部で猛反発。現実には法改正で70歳までの雇用確保が今春努力義務化されました。人生100年時代といわれる今、従来の定年はもはやなくなりつつあります。老後も働くシニアが第二の人生を勝ち抜くためにすべきことは何でしょうか。

東洋経済education×ICT