話題の「フィリピン英語」でペラペラになる! 【第1回】世界中で採用される、驚異の4倍速英会話学習法

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Is this a pen? Is this a pen?

No, it isn’t a pen; It’s a pencil.

たとえばこのような、‘超’がつくような単純なやり取りですら、早口の英語で質問されると、多くの人は見事に思考停止に陥って絶句してしまう。

ところが、面白いのはここからだ。初めは講師について答えのセンテンスを口にするのが精いっぱいでも、2カ月も経つ頃には変化が見え始める。講師の早口英語が聞き取れるようになり、自力で答えられる頻度も増えてくる。考える余裕が一切与えられないので、結果的に母語に頼らず英語の質問を理解し、母語で考えずに英語のセンテンスが口から出るようになってくるのだ。

そこに至るまでどのくらいの時間がかかるかは、人によって差があるだろう。しかしこうした変化は、誰にでも間違いなく訪れる。私たちはみな、知らず知らずこれと同じような方法で日本語を身に付けてきたからだ。当然、英語が苦手、ほとんど話したことがないという人ほど進歩の幅は大きく、しばしば本人を驚かせることにもなる。

カラン≠英会話。英語の訓練を積むことで上達する

カラン・メソッドのコースをもつ英語学校は、日本にはこれまでほとんど存在しなかったが、ここ数年、オンライン英会話スクールが、次々とこのメソッドを導入したことで、カランのレッスンを受ける機会は確実に広がった。

ただしカランのレッスンは、いわゆる「英会話」のレッスンではない。英語に対する「反射力」を鍛える、ドリル(訓練)という位置づけが適しているだろう。マンツーマンで矢継ぎ早に展開する速聴即答の練習を通して、一般的な英会話のクラスより、はるかに多くの英語を耳にし、はるかに多くの英語を口にすることとなる。

それはちょうど、英語のスコールにさらされる感覚かもしれない。実際に、カラン・メソッドで学ぶ一般の受講者たちからも、私たちの実証実験でカランのレッスンを体験した明治大学の学生たちからも、「短時間にこれほど英語を話した経験はかつてない」という声が多数上がっている。日本の英語教育現場において、なかなか効果的な運用が難しいアウトプット力の強化のための一策として、カランはまさにおあつらえ向きなのだ。

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