「昭和の父親」を反面教師として?
最近、ドイツ日本研究所のフローリアン・コールバッハさんと一緒に、父親の消費行動(パパ消費)の研究をしている。
彼は最近父親になったということで、家族を取り巻く社会のあり方が気になってきたという。僕も似た環境にあり、では一緒に研究を、となった。
2010年には厚生労働省が「イクメンプロジェクト」を打ち出し、「育児を楽しむパパ」を推進し始めた。
今回の参議院選挙では、大きな争点にはならなかったようだが、超党派によるイクメン議連は話題になったし、ファザーリング・ジャパンをはじめとしたNPO活動も活発だ。
限られたヒアリングではあるが、多くの父親が、自身の父親とは違う、新しい父親像を目指しているようだ。父親がどういう人だったのかを尋ねると、「典型的な昔の父親」、「昭和の父親」という表現をしたりする。反面教師という言葉もあった。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら