就活もマーケティングの範疇に入るのか

コトラーが発明した「交換」、自分と社会との関わりを作り出す方法

マーケティングの大家、フィリップ・コトラーの来日

著者:水越康介(経営学者、首都大学東京准教授) 撮影:今井康一

マーケティングの第一人者、フィリップ・コトラー氏が2013年6月来日し、コンファレンスが行われた。マーケティングの学会に協会、さらにはネスレ日本が主催するという大規模な企画だ。

参加には費用がかかるのだが、あっという間に千人の募集枠が埋まってしまった。僕自身は残念ながら参加できなかったが、聞くところでは随分と盛況であったという。

コトラーの日本での講演は10年ぶりになる。現在82歳だと聞いたが、まったく年齢を感じさせないそのタフさに多くの方が驚いたらしい。

とはいえ、である。マーケティングという言葉自体を知っている方は多いだろうが、「コトラー」という名前になるとどうだろう。

経営学分野では、いまや『もしドラ』でよく知られるようになったピーター・ドラッカー(そういえば、『もしコト』という本も出版されていた気がする)、競争戦略論を確立したマイケル・ポーター、イノベーション論のクレイトン・クリステンセンあたりと比べてどうだろうか。

次ページ意外と知られていないコトラー
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「生活定点」で振り返る平成
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 北朝鮮ニュース
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
小売り、外食…<br>値決めの勝者と敗者

値下げをすれば客が来る、値上げをすれば客が減るという常識が通用しない。「65円靴下」などの激安セールでも客離れに泣くしまむら。一方で、壱番屋やリンガーハットは値上げをしても客足は遠のかない。勝敗の分岐点はどこにあるのか。