星のや軽井沢の客が、やけに活動的な理由 夏も冬も、内も外も!終わりなき”カイゼン”

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東京だけでも、星の数ほどあるホテル。どれも大差ないと思ったら、大間違い。一歩足を踏み入れれば、そのホテルにしかない、魅惑のストーリーが展開している。
レジャーとしてのホテルを知れば、より日常が楽しくなるはず――。この連載では、注目のホテルの総支配人を訪ね歩き、知られざるホテルの物語を発掘していく。
森の中の隠れ家を彷彿とさせる宿泊施設。いたるところに水路がある
日本各地の旅館再生から、高級旅館の東京・海外進出へと躍進を続ける星野リゾート。その創業の地に立つ「星のや 軽井沢」は、日本でもトップクラスの宿泊料の宿でありながら、常に東京などからの顧客でにぎわっている。
「星のや 軽井沢」が追究するものとは?星野リゾートの源流を探るべく、前回記事に続き、菊池昌枝総支配人に聞く。

文豪たちが集うホテルから、旅館への転身

――「星野や軽井沢」は10年ほど前に全面改装して現在に至るのですが、改装前もやはり旅館だったのですか?

ここは「星野温泉ホテル」という、木造の大きなホテルでした。昔の万平ホテルに近いものがありましたね。

星野家はとてもアメリカナイズ、ヨーロッパナイズされた人たちでした。2003年に星野温泉ホテルを取り壊した際、片づけを私も手伝ったんですが、そのときに戦前のマリ・クレールとか、フランスや海外の雑誌が出てきました。それを星野の人たちは読んでいたのです。

――日本語版でなくて原書ですよね。

ええ、英語版やフランス版が出てきたりしました。そうしてホテルにも西洋の文化を取り入れていたんです。

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