ディズニーを最高に楽しむ、ホテルの使い方
ミラコスタに泊まるなら、穴場はどこ?

東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのロビー。ガレオン(海賊船)と天井の壁画が特徴的だ
千葉・舞浜の東京ディズニーシーの中にある「インパークホテル」、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ。18世紀から19世紀のイタリアをモチーフにしたホテルの外観は、ベネチアやトスカーナなど、4方向で異なる街をイメージして造られている。内装のキャラクターはイタリア発祥のピノキオで統一されているが、隠れミッキーなど遊び心は健在。
ディズニーランドより少し大人でロマンチックなディズニーシーのイメージ同様、接客や婚礼プランにも独自の作り込みが際立つ。ディズニーの夢の世界観と、ホテルならではの至極のおもてなしをどう両立させるか。前回記事に続き、石井章弘総支配人に聞く。
※前回記事、「世界唯一、ディズニー「内」ホテルの秘密」はこちら
常連客の、ツウな楽しみ方
――前回記事に引き続き、ミラコスタについてお聞きします。これだけホテル内が見応えがあると、ふつうはこもって外へ出ないものですが、隣がパークではそうもいきませんね。
当然、お客様はみなさんパークへ行かれます。ほとんどの方が、朝早く行くか、昼ぐらいに到着してホテルでゆっくりして、次の日はパークという感じです。
圧倒的に多いのが、朝早く入ってファストパス(人気アトラクションを長く並ばずに利用できる券。パーク内で発券される)を取って、3時ごろにホテルにチェックインをしに来るという行動パターン。それからちょっと休憩して、またパークに戻っていかれます。
――宿泊初日から、そうやって楽しむわけですね。
慣れたお客様は、ホテルに着くとチェックインする前にプールに行って、3時になったら上がってパークへ行かれます。
――温水で1年中入れるのは、ディズニー3ホテルではここだけですね。フィットネスも完備していますし。
お風呂もありますからね。本当に知っている人しか利用されないので、プライベート感がすごいです。カップルの方にもおすすめなので、今後はもっと宣伝していこうと思っています。
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