直営レストランにもストーリーがある
――レストランやお店はテナントですか?
レストランもプールもすべて直営です。ギフトショップは(親会社の)オリエンタルランドの直営です。
――レストランは前回、伺ったように3つのうち2つ(シルクロードガーデンとオチェーアノ)が途中で改装したストーリーになっていて、もうひとつの「ベッラヴィスタ・ラウンジ」は(イメージ上の18世紀の創業)当初から変わっていないのですね。
当時のままです。庭園の下で、上にぶどう棚が掲げられているところで気楽に味わうイタリアンです。「オチェーアノ」は地中海料理、「シルクロード」は広東料理です。
――そうか、だからシルクロード。中華料理を持ちかえってきた、という感じですね。
はい。「オチェーアノ」は、浅い海から深い海へと入って行くデザインになっているので、オリジナルデザインがいろいろなところにあります。
ディズニーらしさ、ホテルらしさのバランス
――リピーター客も多いでしょうが、ホテルの従業員も若い中では、お客さんとのコミュニケーションは大変なのでは。
やっぱり結局はホテルですから、ディズニーホテルと言っても人だと思います。
人がどうやってかかわっていくかによって、われわれのホテルの本当の価値が問われる。これだけすばらしい建物と立地があっても、従業員がよくなかったらお客様は不満足で帰っていくわけです。
そこはわれわれが大事にするところだと思います。まだまだ力足らずなので、今後、もっともっと力を入れていかなくてはいけない部分だなと思っています。
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