ディズニーの基本は90年間変わっていない

10年ぶり来日のアイガーCEOが語るディズニーの奥義

東京ディズニーリゾートで行われたファンイベント「D23」にはボブ・アイガーCEOが登場した  (C)Disney 
10月12~14日、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート(TDR)でファンイベント「D23」を開催した。米国以外でファンイベントが開催されるのは今回が初めてとなる。
イベントでは傘下のアニメ映画制作会社ピクサー・アニメーション・スタジオが制作した「トイ・ストーリー」の短編アニメや、ミッキーマウスが東京を舞台に活躍する短編アニメ(今後、ケーブルTV「ディズニーチャンネル」で放映予定)を世界ではじめて公開。ディズニーやTDRの歴史を振り返る展示会や記念グッズの販売には、多くのファンが列を作った。
冒頭のプレゼンテーションには、米国ウォルト・ディズニー・カンパニーのロバート・アイガー最高経営責任者(CEO)が登場した。アイガーCEOの来日は実に10年ぶり。同氏は「ディズニーにとって、日本は海外で最大かつ重要な市場」と、日本におけるファンイベント開催の意義を強調した。プレゼンテーションには、ミッキーマウスだけでなく、アイアンマンやスターウォーズの「R2D2」も次々と登場。拡大を続けるディズニーの世界観を示した。今回、アイガーCEOは日本の一部報道機関とのインタビューに応じた。

日本は「おとなディズニー」

--日本市場をどう位置づけているか。

日本はディズニーにとって、米国に続く2番目の市場。戦略には2つの柱がある。最高品質を提供することと、最新のテクノロジーを活用することだ。特に日本ではモバイル(携帯電話)ビジネスが成功しており、世界のモデルになっている。今後もモバイルを活用したビジネスを広げていきたい。

もう一つ日本では、子どもではなく、若い女性からの支持が高いという特徴がある。それを「おとなディズニー」と称している。世界的に見てとてもユニークで、今後日本で開発したコンテンツを、世界に広げるチャンスもある。

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