滝クリ「お・も・て・な・し」ブームが日本を変える 2020年に、“お・も・て・な・し”ジャパンができること

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お・も・て・な・しジャパンの代表として、大活躍した滝川クリステルさん(写真:北村大樹/アフロスポーツ)

「寒いな、上海の夜~~~」

昨日私は香港から上海に飛び、先日、深夜に滝川クリステルさん絶賛コラムを書いたものだから反動で夕方には寝てしまい、またしても3時に目が覚めるという不健康な日々を過ごしてしまったわけだが、上海の夜がこれまた寒い。建物にやたらとクーラーが利きまくっていて、室内は暖房が必要なくらいだ。

しかし私は二度寝が苦手なので、ここは寒さに震えながらはるか東京でグローバルエリートのコラムを待ってくださる親愛なるカジョクの皆様に、今日も出来立てほやほやのフレッシュコラムを配達させていただこう。

オリンピックが高める、世界中の“民度”

上海に来るのは久しぶりで、北京五輪の前に来て以来なのだが、建物が立派になったことだけでなく、人も結構親切になっている。もちろん日本の親切さに比べたらまだまだで、相変わらず人の声は世界一大きく耳栓なしに飛行機には乗れないわけだが、それでも昔の中国ではありえなかったいくつかの変化が見て取れる。

まずわたしが機内で「隣の人の声がほんまうるさすぎるわっ!」と客室乗務員さんに悪態をついたら、耳栓を持ってきてくれたうえ、えらく申し訳なさそうな表情を浮かべている(単に“困ったお客だ”と迷惑していただけだったりして)。また浦東空港から目的地までのタクシーの運転手さんもやたらと親切で、愛想よく荷物運びを手伝ってくれる。

カルフールでショッピングするときも、売り場の叔母さんが駆け寄ってきて、「この枕は高すぎるから駄目」とか「このシーツのほうが質がいい」とかやたらと親身だ。寿司屋が増えており、その味も悪くないが、なにより驚きなのは多くのお店で「歓迎光臨(ようこそおいでくださいました)」と、10年前とかは誰も言ってくれなかったあいさつが増えているのだ。

大学時代、北京大学の語学研修に行ったときに日本から進出したデパートの担当者の方に話を聞いて、「まず来客時のあいさつから徹底的にしたいが、これが本当に難しい」と語っておられたが、日本から進出した礼儀正しいサービス業も功を奏したのか、都市としてのソフトパワーは五輪や万博の国際イベントを経て、随分増しているように思う。

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