
どんな夏休みでしたか?(写真:zak / PIXTA)
「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。
『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて25万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。
彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』は、早くも20万部を突破、翔泳社主催の「ビジネス書大賞 2017」の大賞を受賞し、世界6カ国で翻訳も決定するなど、世界中で注目を集めている。
本連載では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々、および「日常生活にあらわれる一流・二流の差」を、「下から目線」で謙虚に紹介していく。
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二流は夏休みも無駄に過ごしてしまう
「おおーい、せっかくUSJまで来たのに、最大のハイライトは、入り口の牛カツ屋さんやないか~~~い!!」
「ディズニーランドでバレる『残念な人』の末路」と「ディズニーシーでバレる!残念な人の3欠点」が2週連続で大好評を博したため、今度はUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)にやってきた「グローバルエリート」である、この私。
その顚末は後述するが、世の中には、夏休みに「二流の深い闇」に転落していることがバレてしまう「残念な人」たちが存在する。
「24時間テレビ」にかじりつき、テレビで特集された直後のテーマパークに行っては、案の定並ぶだけ並んで何も達成できない残念な人々。
そういう人に限って、夏休みの課題を最終日の前日から渋々始めて、完了させることがないまま秋を迎えてしまったりする。
三流の暗闇に転落したケースでは、昔見ていた「あなたの知らない世界」をYoutubeで探して20年ぶりに怖がるのだから、私にはもはやかける言葉もないのだ。
「頭のIQや学歴の高さ」と「夏休みを立派に過ごせるか」は関係がない。世の中には、「夏休みの過ごし方」を見ただけで、その人の「人格的欠陥」や「人間的故障」が、恥ずかしくもバレてしまうものである。
それでは夏休みの過ごし方でバレてしまう、その人の恥部とはいったい何なのか。早速、紹介していこう。
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